「このこ図鑑」って、どんな診断?
「このこ図鑑」は、6つの質問に答えていくと、いまその子が夢中になっていることから、 遊びの“系統”をそっと見つける診断です。占いのように運勢を当てるものではありませんし、 知能検査のように発達をはかるものでもありません。もとになっているのは 「からだ」「て・てさき」「ことば」「かんがえる」という4つの遊びの系統(芽)で、 日々の暮らしのなかでよく見られる姿から、いま近くにありそうな興味の方向を そっと推測するしくみです。
質問はぜんぶで6つ、答えるのに1分ほど。回答からいちばん近い「主な芽」と、 次に近い「もうひとつの芽」の組み合わせを見つけ、遊びの系統をご案内します。 同じ主な芽でも、組み合わさる芽によって、そっと似合う遊びの方向は変わってきます。 結果は一枚の図鑑カードにまとめ、画像として保存できるようにしています。
どの芽が「よい」「わるい」というものではありません。子どもの興味は、その日、 その時期によって移り変わっていくものです。この診断は、いまの興味に近い遊びを 見つける入り口として、気軽にお使いください。
そだちの芽 図鑑
診断で見えてくるのは、次の4つの芽のうち、いま近くにありそうな組み合わせです。
体を動かすことが、いまの“とびら”になっているタイプ。走る・のぼる・すべるなど全身を使う遊びや、ゆれ・かたむきを楽しむバランス遊び、ボールを追いかける遊びが好きになりやすいタイプです。広い場所はもちろん、布団の山やクッションでも、体を使った遊びの入り口になります。
手や指先で確かめることに、いま夢中になっている様子が見られるタイプ。つまむ・はめるといったぴったり合う手応えを楽しむ遊びや、ひねる・ひっぱるなど動かして変化を見る遊び、なぐり描きのようにあとが残る遊びに反応しやすいのが特徴です。
声やことば、やりとりへの反応がよく出ているタイプ。絵本やおはなしのように声で伝わる世界、うたあそびのようなリズムとくり返し、「どうぞ」「ありがとう」といったやりとりごっこに、目を輝かせやすいタイプです。
色やかたち、しくみをじっくり観察していることが多いタイプ。積み木を積む・くずす・並べる遊びや、パズル・型はめのように合う/合わないを試す遊び、ならべる・くらべることで同じ/ちがいを見つける遊びに、時間を忘れて没頭しやすいタイプです。
年齢・発達段階別、知育玩具の選び方 基礎
はじめて知育玩具を選ぶときは、年齢や発達の“段階”をひとつの目安にすると選びやすくなります。 ただし、ここで紹介する目安はあくまで一般的な傾向で、個人差があります。パッケージに 書かれた対象年齢を確認しつつ、いまその子が夢中になっていることに近い遊びから 選ぶのがおすすめです。
はじめの1年、生後0か月ごろからは、見る・聞く・触れるという感覚そのものを楽しむ遊びが 中心になります。音の鳴るガラガラや、握っても口に入れても安心な素材のおもちゃが向く 時期です。誤飲のリスクがいちばん高いのもこの時期なので、対象年齢の表示と、 小さな部品や外れやすいパーツがないかは必ず確認してください。
1歳を過ぎるころから、歩く・押す・引くといった全身を使う動きが遊びに加わってきます。 同時に、指先でボタンを押す、ふたを開け閉めするといった手先の遊びにも関心が 向きはじめ、型はめのように形を合わせる遊びを好む子も増えてきます。
2歳前後になると、“見立てる”遊びやことばのやりとりが一気に広がります。ままごとや ごっこ遊びの道具、絵本の読み聞かせ、簡単なパズルやつみき——遊びの幅がぐっと 広がるタイミングで、色・形・数への興味が芽生えはじめる子も少なくありません。
3歳を過ぎたあたりからは、ひとつの遊びに向き合う時間がのびて、より複雑な組み立てや ルールのある遊びも楽しめるようになっていきます。ひとつの系統にこだわらず、そのときどきの 興味に合わせて、いくつかの芽の遊びを組み合わせて用意しておくのもひとつの方法です。
年齢の目安に加えて、安全性の確認も欠かせません。国内で流通するおもちゃの多くには、 玩具安全基準を満たした製品であることを示す「STマーク」が付いています。小さな部品を 誤って飲み込んでしまわないか、長いひも状の部分が首に絡まらないかなど、対象年齢 だけでは分かりにくい点も、購入前に見ておくと安心です。
成長のスピードに合わせておもちゃを入れ替えていきたい場合は、レンタル・サブスク型の サービスを活用する選択肢もあります。下のガイドでも、それぞれの特徴を比較しています。