「ことば」を育む知育玩具の選び方
はなす・やりとりが楽しくなる遊びの系統ガイド
声に振り向く、まねっこをする、「どうぞ」が言いたそう——こんな様子が増えてきたら、いまその子は声・ことば・やりとりへの反応がよく出ているころかもしれません。このページでは、そんな時期の子に合いやすい「ことば」の遊びを、絵本・おはなし/うたあそび/やりとりごっこという3つの系統に分けてご紹介します。
ここでお伝えするのは「この商品で言葉が増える」といった話ではありません。あくまで、おうちでのおしゃべりや、やりとりを楽しむきっかけになりそうな遊びの「系統」のご提案です。お子さんの興味は一人ひとり違い、ここに書いた月齢の目安にも個人差があります。気になった系統から、肩の力を抜いて試してみてください。
「ことば」の遊びを選ぶ4つの観点
商品名で選ぶ前に、まず「どんなやりとりが生まれそうか」で見てみると、その子に合うものを選びやすくなります。
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01
「やりとり」の余白があるか
音が鳴って終わり、ではなく、「どうぞ」「ありがとう」のように声を返し合える間(ま)があるおもちゃは、おしゃべりのきっかけになりやすい系統です。大人が一言そえられる遊びだと、自然と会話が続きます。
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02
くり返し・リズムがあるか
同じフレーズや節がくり返される、うたあそびやしかけ絵本は、先を予想して声を出す楽しさに出会いやすい遊びです。「もういっかい」とせがむのは飽きていない証拠なので、付き合えた分でOK。
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03
月齢・興味に合っているか
同じ「ことば」の遊びでも、めくって声が出る時期と、ごっこでやりとりを楽しむ時期は違います。いま夢中になっている様子を起点に、少しだけ背伸びするくらいが合いやすい目安です(個人差があります)。
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04
素材・安全のポイント
口に入れることが多い時期は、角が丸い・塗装やパーツが安全か、メーカーの対象月齢表記を確認すると安心です。木や厚紙など手ざわりのよい素材は、めくる・持つ動作も楽しみやすくなります。
「ことば」の3つの遊びの系統
具体的な商品名ではなく「遊びの系統」のご提案です。気になったところから試してみてください。
めくるたびに、絵と声で小さな世界が広がる系統。同じ絵本を「何度も」読みたがるのは、飽きないのではなく好きなサインです。指さしに一言そえたり、出てきた音をまねしたりするだけで、声のやりとりが自然と生まれます。厚紙やしかけのある絵本は、めくる手の動きもいっしょに楽しめます。
節とくり返しに乗って、体や手をいっしょに動かす系統。「つぎはこう来る」と先を予想して声が出る楽しさに出会いやすい遊びです。鳴らす・たたく・うたう——正しく歌えなくても大丈夫。リズムに合わせて声を出すこと自体が、その子にとってのおしゃべりのきっかけになります。
ぬいぐるみや、ままごとの道具を相手に「どうぞ」「ありがとう」をやりとりする系統。渡す・受け取る・まねっこする中で、ことばと気持ちのキャッチボールに出会えます。大人が相手役になって一言を返してあげると、ごっこの世界がぐっと広がります。
月齢ごとの「ことば」遊びの一般的な目安
あくまで一般的な目安です。月齢どおりに進むものではなく、個人差があります。メーカー表記準拠の一般論として参考にしてください。
※ 上記の月齢区分はメーカー表記準拠の一般論であり、発達の目安や診断ではありません。お子さんによって興味の出る時期は前後します。
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おうちでのヒント
正しく言い直させるより、言いたかったことを言葉にして返すと安心します。
同じ絵本を何度も、は“飽きない”のではなく“好き”。付き合えた分でOK。
よくある質問
Q.まだ言葉が出ないのですが、「ことば」の遊びを試してもいいですか?
はい、声や歌に振り向く、まねっこをするといった反応が出ているころなら、絵本やうたあそびを楽しむきっかけにぴったりの時期です。話す前から、声のやりとりそのものを楽しめます。発語の有無で良し悪しが決まるものではなく、個人差があります。
Q.絵本とおもちゃ、どちらから始めるとよいですか?
どちらが正解ということはありません。声や音に反応する様子があれば絵本やうたあそびから、「どうぞ」のやりとりをしたそうならごっこ遊びから、といま夢中なことを起点にするのがおすすめです。迷ったときは診断で、いちばん育っている「芽」を確かめてみてください。
Q.サブスク(定額レンタル)と買い切り、どう違いますか?
サブスクは毎月いくつかのおもちゃが定額で届くレンタルの仕組みで、月齢に合わせて入れ替えながら試せるのが特徴です。買い切りは気に入ったものを手元に長く置けます。「ことば」の興味は時期で移りやすいので、合うものを探す段階ではレンタルで試す、定番が見つかったら買い切る、という使い分けもできます。
気になる系統が見つかったら、その子の「いま」をもう少しくわしく。
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